星の数ほどある投資信託の選び方

投資

積み立てNISAにしても、NISAにしても、何かしらの投資信託を選んでいくことになります。
NISAであれば、投資信託に限らずETFや株式なんかも買えるわけですが。

さて、「投資信託の選び方」「投資信託何を選ぶ」というワードでググってみると、かなりの確率で大きく分けて2つの投資信託に行きつきます。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の2つです。この2つの投資信託が支持される理由として、コストパフォーマンスに優れているからです。

「では、あなた(私のこと)それら買っているの?」と聞かれれば、答えは「NO」です。いくらか買ったことはあります。例えれば「澄み切った日本酒のような投資信託」です。もっとわからなくなったかもしれませんね。

2023年4月といえば、SVBやクレディスイス破綻後2週間経ったところで、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)だけでなく、他の株式投資信託も値下がりました。このまま金融不安が連鎖するのではないかと、若干、混沌としていました。

そんな混沌としていた時期からでも、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は見事に回復し、2023年7月現在、2023年4月からのパフォーマンスはトップクラスを記録しています。トップクラスというのは、この3か月であればTOPIXに連動する株式投資信託のほうが若干上回っているからです。だから、TOPIXに連動する株式投資信託のほうが優れているということではなく。

2023年の年初来でみても、金融不安や各国の金融引き締めなどがあったにも関わらず、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は20%を超える値上がりをしています。インデックス型投資信託の平均パフォーマンスは7%程度なのに。

結論、星の数ほどある投資信託の中からどれを選んだらいいかわからないというかたは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のような全世界株式か米国株式を選んでおけば無難です。

私は若干あまのじゃくなところがあり、現在はそれらを買っていません。TOPIXが値上がりしたところでTOPIXのインデックスファンドを一旦売却しました。そしてこの後は他の全世界株式投信と全世界債券投信を買っていこうと考えています。

「投資は自分自身の計算により判断し、自己責任で行ってください」金融商品のパンフレットの最後のほうに長々と小さく書かれていることです。

どの指数に連動するものを買うのか、インデックスなのかアクティブファンドなのか、どれでいくのかを決めるのは結局のところ自分でしかないし、自分で納得して買わないと長く続けられないのです。

証券会社のホームページでは投資信託をいくつか選んで、期間ごとのパフォーマンスを比較できるようになっているところがあります。個々の投資信託のパンフレットや開示情報を見ただけでは、何が良いのか悪いのか判断できないことも、比較機能を使えばグラフで一目瞭然です。

その中でトップクラスの投資信託を選ぶのか、2番手、3番手を選ぶのかは、あなた次第です。良き投資信託を見出せるといいですね。

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