私は投資信託をどのように選んだか

投資

私の投資履歴は意外にも古く、現在は50代ですが、初めて投資信託というものを買ったのは20代でした。

まだネット証券が出始めたか、そのちょっと前かです。どんな投資信託を買ったのかというと、今思えば、リスクの低い国内債券のアクティブファンドだったように思います。大して儲からなくて、数か月で、ちょっと損してバカバカしくなって止めてしまいました。

「投資信託なんて儲からない」

自分の知識や経験が足りないにも関わらず、投資信託というものに対する評価は、そのようなものでした。

時は流れて、次に投資信託を買うのは、昨年の夏ごろです。

きっかけはアフィリエイトのセルフバックでマネックス証券に口座をもったことでした。セルフバック報酬ゲットの条件として「株式か投資信託を購入すること」とあります。

「株よりは投資信託のほうが自分でなくプロが運用するんだから損しないだろう。しばらくしたら売却しよう」ということで、1万円だけ購入したのが「米国ハイイールド債券ファンド」。信託報酬1.8%と決して安くありません。

折しもドル高円安が進む中、ファンドの価格もジリジリと上がり続け、

「こんなに簡単に利益が上がるなら、本腰を入れてみよう!」

「ハイイールド債券だけ買っているのは危険だから分散しよう!」

資金を追加して、コロナ渦だから医療バイオのテーマ投信、やっぱり日本を代表するのはトヨタグループファンドがいいな、米国株式が下げに入ったから新興国株式ファンド、株じゃなくてリート、資源エネルギーはまだまだ上がるだろうからコモディティ。購入したファンドは10本ぐらいになりました。

これが無意味だとわかるのは数か月後でした。米国株の下落に連れ安して保有しているファンドが軒並み下落。大けがではないけど、利益が上がったものもあり、損したものもあり、トントンかちょっと負けぐらいで一旦ポジションをゼロにしました。

そしてしばらくして、前と同じようなファンドを分割して買いなおしていきます。

次の記事へ続きます。

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